バスの中でひとり佇む工藤遥さん…
その目には…涙。
意味深な映像から始まるこちらは2017年10月4日に発売されるモーニング娘。’17の64枚目シングルの中から「若いんだし!」の映像。
こちらは9月20日に配信されたハロ!ステ#237の中で「ハロ!ステ Edit」として番組冒頭で紹介されました。
この曲はつんく♂さんが手掛けたもので、今秋に卒業する工藤遥さんに向けたもの。
当時、ハロプロの総合プロデューサーだったつんく♂さんが、自身で選んだメンバーの卒業。まだちっちゃくって多少いきってた…なんて黒歴史も持つ彼女が、今後は自分自身で進む道を決め、「卒業」という決断をした…
そんな彼女の成長を喜びつつ、「がんばってこいや」っていうつんく♂流のエール。
親心にもにたあったかさを感じる曲だなと思いました。
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そして今回公開されたMV…ちょっと涙腺緩んじゃうかもしれません。。
ハロ!ステ #237 MC:広瀬彩海・横山玲奈
今回のハロ!ステですが、MCはこぶしファクトリーのリーダー広瀬彩海さんと、モーニング娘。’17の横山玲奈さん。
なにげに珍しい組み合わせ…っていう気もしたんですが、今回はとにかくモーニング娘。’17関連のみどころが多くて、この後、実は「邪魔しないで Here We Go!」のMVも公開されているので、そちらも勿論注目ですし、さらに20周年記念イベントの舞台裏なんかも収録されているので、ピックアップしないといけないネタはてんこ盛り!!
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…ですが、今回はその中でも新曲「若いんだし!」に絞って書いていきます。
若いんだし! ハロ!ステ Edit
この曲のイメージ衣装は白…
これから何色にでも染まっていける色。
…そういえば℃-uteのラストも白だったなぁと思ってみたりして。
えりぽんのくしゃっとした笑顔…いただきました!!!!
と、ここまでキャプ画を連続貼りしましたが…
場面は変わって満員のバス。
仲間に囲まれた工藤遥さん。周りには笑顔、笑顔、笑顔…
なんだかとても幸せいっぱいな空間。
でも、楽しいときは長くは続かない…
だから最初の光景に戻って、最後はひとりで歩いていかないといけないんだろうなって…
こういうのって楽しければ楽しいほど…その後にひとりになった寂しさが押し寄せてくるものだから、その前の空間が幸せであればあるほど、「その先」っていうのを考えてしまいます。
今回のMVは途中までだから、本当の「その先」はもう少し待たないといけないけど、自分の中で「その先」をあれこれと考えてしまうと…なんかこう自然と涙腺が緩んできちゃいます。
ひとり、道を歩く工藤遥さん。
道の途中で出会った仲間達…
そしてさらに進んでいくと…
向こうから歩いてきた女の子…
…いや、女の子達!!
そう、10期メンバーの3人です…
そして出会う10期の4人…
この笑顔…まさに元気印!!
最高の10期がここに集結…この演出だけで涙が出そうになります…
What can I do?
つんく♂さんがライナーノーツにも書いていた「Do!」の掛け声のところ!!
「What can I do?」の後にみんなで「Do!」ってやるところ!!!!
これはめっちゃ盛り上がりそう。
ここだけは「Do!」って思い切ってジャンプしちゃう?
(まあこの辺は初日の座間に参戦した方の意見を参考にしたいところですが…)
というわけで、お気に入りの「What can I do?」をいくつかご紹介!!
10期メンバーによる「Do!」
飯窪春菜さんのめっちゃかわいい「Do!」
そして、まー「Do!」。
まーちゃんがどぅーのほっぺをつんつんするという至高のまーどぅー案件です!!!!
この時点での感想
いや、すごくいいなと思いました!!
「弩級のゴーサイン」も好きですが、「若いんだし!」は世界観とつんく♂さんのあたたかさに包まれている感じが最高だなと…
ただ…この先、MVの続きを見るのはちょっと不安。
最高の時間がどのように移り変わっていって冒頭の感じになっていくのか…全てがつながった時に改めてどう感じるか、その辺も含めてこの曲がどのような形を見せてくれるのか…
不安もあるけど、楽しみです。
【追記】Promotion Edit公開
2017年9月23日に「若いんだし!」のPromotion Editが公開されました。
英語タイトルは「You’re Young Anyway!」って事で…早速ハロ!ステEditの続きをチェック!!
歌い出しの秘密
1番の歌い出しが工藤遥さんで、そこから羽賀朱音さん横山玲奈さん⇒牧野真莉愛さんと順番に立ち上がって歌う流れで、しかも歩いていく工藤遥さんとすれ違わないなぁって思ってたんですが…
2番に入ってようやく納得!!
横山玲奈さん、羽賀朱音さん、牧野真莉愛さんとはここですれ違うという事で…この曲って工藤遥さんへのエールソングであると同時に、羽賀朱音さん・牧野真莉愛さん・横山玲奈さんが準メインみたいな役割なんだなぁと実感。
って考えたら、今回のシングルってあかねちんの歌割りがめちゃくちゃ増えたんですね。春ツアーの時には弱点強化特訓の様子をハロ!ステで流されたりしてましたが…その甲斐あってか、見せ方とかがすごく上手くなってきていると思うし、なにげにMCとかでも工藤遥さんの公式ストーカー的な感じで、妙な個性まで発揮しているし(笑)
とにかく、歌割りとかに関しては、工藤遥さんが好きだからお情け…とかじゃなくて、自力で掴み取ったんだと思います!!
なんとなく、セピア色
みんなの待つ場所へ到着した工藤遥さん。
手荒い歓迎のえりぽん(笑)
ただ…なんかこのセピア色になっているのが、「楽しかった頃の思い出」をイメージしてるのかはわかりませんが…楽しさの中にもの悲しさも感じてしまいます。
10期
中でも…やっぱり同期とのシーンは他のメンバーとは意味合いが違うというか、同列では語れない何かを感じてしまいます。
そして、どんどん緩む涙腺…
そして工藤遥さんのひとり歌唱。
えらくキレイだなぁと思ってみてたんですが…次に進むっていう決意が明確になっているからこそ、これだけスッキリとした表情なんだろうと解釈。
最後は…やっぱりまーどぅー
ひとり、涙を浮かべるくどぅー…
そうとは知らず、なんとなく頭をぽんぽんするまーちゃん。
(泣いているのに気付き)「えー(泣いてるの?)」
…といった感じでしょうか。
まーちゃん的には、なにげに頭をぽんぽんしただけだけど、くどぅーのサインに対する無意識の反応だったのかもしれない…
そこで異変に気付いて「あー」ってなる。
そんな阿吽の呼吸がまーどぅーの尊さなんだろうなって気がします。
…そんな事を感じたMVでした。
感想
思っていた展開とは正直違っていましたが、逆に言うとMVで余計な説明というか、ストーリーはいらないのかなぁって事で、自分の中では納得。
メンバーといる時、ひとりの時という対比を時折見せながらの展開ではありましたが、あとは歌の世界観とMVの映像を提供しつつ…あとは「観た人が自由に想像してくださいね」って感じに思えました。
言わば今回のMVは触媒みたいなもんで、まーどぅーだったり、10期メンバーとの出会いだったり、抱きつくあかねちんだったり…
そんなシーンをみながら思い浮かんだ記憶と結びつけ、工藤遥さんのことを思い出しながら、この曲の世界観をどんどん膨らませていく…その為の触媒。
工藤遥さんの卒業コンサートの日程が2017年12月11日に日本武道館で行われる事が決まりましたが、その時までに色んな思い出たちを目一杯膨らませておいてから、実際にこの曲を聴く…一体どんな思いに達するのか想像もつきませんが、その為の曲っていう感じがしました。
コンサートツアーで聴く分には楽しい曲だと思いますが、最後の日本武道館で大きく意味合いが変わってくる曲だと思います。

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- アーティスト: モーニング娘。'17
- 出版社/メーカー: UP FRONT WORKS Z = MUSIC =
- 発売日: 2017/10/04
- メディア: CD