朝加圭一郎が燃えるとニチアサが熱い!!!!
2018年5月13日に放送されたルパパト第14話「はりめぐらされた罠」の感想です。
今回のみどころは、なんといっても「子供の遠足を守る」と約束した圭一郎が、その約束を果たさんが為に猪突猛進するところ。その間に圭一郎の原点とも言える少年時代のエピソードが盛り込まれた朝加圭一郎 神回となりました!!
あらすじ紹介の前に、先週のWヒロイン(工藤遥・奥山かずさ)のメイン回のおさらい。
【前回の感想】つかさの守備範囲(笑)「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #13 最高で最低な休日」の感想
ルパパト #14「はりめぐらされた罠」の感想
本記事では、これまで記事タイトルの前に書いていた私なりの見出しを、試験的にこちらの大見出しへ移動させています。
#14「はりめぐらされた罠」のあらすじ
山中に正体不明の怪物のうめき声が発生!!!!
そんな通報を受けて音の発生源と、うめき声の正体を探る国際警察の3人。
特に、圭一郎はいつも以上に捜査に熱が入っています。
なぜなら…
捜査依頼のあった保育園に出動した際に出会った少年。
正体不明のうめき声のせいで、来週の遠足が中止になるかもしれないという事を聞きつけて、「だったら僕がやっつけに行くんだ!」と勇んでいたのです。
そんな少年に対して、「これは君の仕事じゃない。俺たちの仕事だ。」と優しく語り掛ける圭一郎。(実は子供好き)
そして笑顔…
ぎこちないのは普段笑い慣れていないから(笑)
そして…
「俺たち国際警察が必ず君たちの遠足を守る。」と約束します。
…が、
「俺、怪盗がいい!」
事実は時として残酷というか…
まさかの怪盗推し。赤は赤でもルパンレッドでしたって事で、これには圭一郎もこの表情。
子供好きだけど、子供からは懐かれない…
思いはいつも裏腹。それが世の常なのかもしれませんが、走り去っていく少年の後ろ姿を呆然と眺める圭一郎なのでした。
そして、捜査の結果…謎のうめき声が地中から発せられている事をつきとめます。
一方、ギャングラーのアジトでは、暗殺者トゲーノ・エイブスが怪人オドード・マキシモフと結託し、自らの策略をもって国際警察を倒すと宣言!!
あろうことかドグラニオに対して、その瞬間を人間界まで見にきてほしいと要請するのでした。
そしてビストロ・ジュレでは久々にコグレさんが次のターゲットを指示。
トゲーノが持つルパンコレクションの能力が…
体を小さくすること!!
小さくなってしまったらコレクションの奪還が困難になるので、小さくなる前に倒せというのが今回のミッション!!
山中での捜索を終え、国際警察本部に帰還中のパトレンジャー達の前に突如現れた青年。ギャングラーに襲われていた為、助けに入りますが…見えない敵の謎の声に翻弄されて姿を見失ってしまいます。
青年に事情を聞くと、なんでもVSビークルを拾ったとの事。こんなものを持っていたら物騒だからと一方的に警察に預けて足早に去っていきます。
国際警察本部に戻ってきた3人。受け取ったVSビークルが正真正銘のルパンコレクション「トリガーマシンドリル」である事が判明。一旦、フランスの本部に送って調べるという事になります。
そこへ、ジム・カーターから調査結果報告。
謎の音の主が地中深くに埋まった「何か」という事。直接確かめることが出来れば早いのだが…というわけで思案に暮れる国際警察でしたが、圭一郎の視線の先にはドリル。これならいけるんじゃないかと提案します。
つかさは、未知のビークルをいきなり使うのは危険と判断。
ヒル・トップ管理官も一度土中に潜ってしまうと、不測の事態が起きても助けられないという事で、一度フランスで調べる事を勧めますが…
それでは間に合わないと断固として首を縦に振らない圭一郎。
その胸中には先程の颯太少年との約束があり、子供たちの遠足を守る事も国際警察の仕事ではないかと訴えます!!
トゲーノと合流したオドード。
実はオドードにとって、パトレンジャーは兄の仇!!
ギャングラーの中でも名うての破壊兄弟クラッシュブラザーズは、ひょんなことからVSビークルを手に入れ、これでドラグニオの後継者争いの最有力に躍り出たと喜んでいたのですが…
丁度その頃…
パトカイザーとラブルム(頬すりすり事件の犯人)が交戦中!!
そしてまさかの…
兄圧死!!!!
字幕がなかったら「アニダラ」って名前すらわかっていなかったキャラ…
まさかの巨大ロボットバトルの巻き添えを食って、人知れずぷちっといかれるとか…スーパー戦隊シリーズでも類を見ないぐらいの非業の最期!!
(ルパパトになってやたら市街地戦をやっていて、こういう二次災害が起きる事はないのかと思っていましたが…よもや敵方でそんな事が起きていようとは夢にも思いませんでした!!)
【関連記事】圭一郎とつかさの粋な腐れ縁!「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー #4 許されない関係」の感想
そんなトゲーノ&オドードの様子をずっとマークしていたルパンレンジャー。
ルパンコレクション奪取を狙いますが…
オドードはルパンコレクションを持っていないので空振り!!
(これによりアニダラもコレクション未所有の為、コレクションごと踏み潰されたわけではない…という説明にもなりますね。)
そして、金庫の暗証番号が「404」っていうのも、インターネットをやっている人ならお馴染みのHTTP404エラー(Not Found)が元ネタだってわかると、思わずニヤリとなりますね!!
ただ、トゲーノ&オドードの標的はあくまでも国際警察!!
しかも、ドグラニオ直々の御出座もあるという事で、これ以上ここで足止めを食うわけにはいかないと…なんと自らのルパンコレクションを囮にして逃げ出します!!!!
一点突破!!
出現したドリルビークルに搭乗し、地中に向かう圭一郎。
その胸に去来する思いとは…
少年時代の朝加圭一郎…
近所の公園で通り魔事件が発生し、怯える住民達。
昔から人一倍正義感の強かった圭一郎少年は、その知らせを聞いて居ても立っても居られなくなり、自ら武装して公園の見回りに。
そんな圭一郎少年を諭すひとりの警察官。
「なんで悪いやつ捕まえちゃダメなんだよ!」
と、憤る圭一郎少年に対して、
「犯人を捕まえるのは僕たち警察の仕事だ。」
そう優しく、そして力強く伝えるのでした。
そして、その警察官は犯人を見事逮捕!!
その様子を見にきていた圭一郎少年の姿をみつけた警察官。
圭一郎少年に向かって敬礼!!
警察官の目を見つめ返す圭一郎少年!!
そのキラキラした眼差し。恐らくこの時から将来は警察官になろう、この人のような警察官になろうと心に決めたのではないかと思います。
そしてさらに土中深く掘り進んでいく圭一郎でしたが…
突如、圭一郎の背後を襲った毒針!!
それこそがトゲーノによって仕掛けられていた罠だったのです。
強制的に変身解除状態となり、窮地に陥る圭一郎。なんとか意識は保てていた為、ヒル・トップ管理官は撤退を命じますが…
今、戻ったところで、最後まで意識を保てるかはわからないと、前に進む事を選びます!!!!
そして、圭一郎を見送ったつかさ・咲也の前にはトゲーノ&オドードが!!
そして、ギャングラーのボス ドグラニオ・ヤーブン登場!!
全ては仕組まれた罠だと悟ります!!
しかし…
つかさ&咲也のコンビネーションによって、逆にオドードを撃退!!
ぬるいものを見せられてしまったドグラニオの能力が発動!!
そこにいたつかさ&咲也、そしてトゲーノまでも巻き込む大爆発!!!!
そのあまりの威力にあのつかさ先輩でさえもこの表情。
さらに、メドウの能力でオドードが巨大化!!
パトカイザーに踏まれて兄を失ったオドード。
ここを千載一遇のチャンスとみるや、つかさ&咲也を巨大な足で踏みつけようとします。
まさに絶体絶命!!
と、そこへ…
オドードを吹き飛ばした謎のクレーン!!
登場しているのは勿論、圭一郎!!
前に突き進んだ先にトリガーマシーンクレーンがおり、今回の謎の音の正体が判明。元々ニコイチだったトリガーマシーンクレーン&ドリルは、ひとつになって本来の能力を発揮!!
一気に地上へと戻ってきたのでした!!!!
圭一郎に救われたつかさはこの表情。
鬼気迫る表情の圭一郎!!
気迫だけでオドードを圧倒し、撃破します!!!!
圭一郎の獅子奮迅の戦いを目の当たりにし「やるじゃん」といった感じで笑みを浮かべたつかさ先輩。
…でしたが、
ここまで気力だけで戦い続けた圭一郎…
力を使い果たし、コックピットに倒れてしまうのでした。
圭一郎の容態も気になりますが…これにて今週は終了となります。
次回予告
トゲーノの毒針によって重症の圭一郎。
そして、ドグラニオの攻撃の傷癒えぬつかさと咲也。
国際警察はボロボロの状態ですが、ルパンレンジャーとどう絡んでいくのか、そして瀕死の状態でなお戦おうとする圭一郎…
(トゲーノが所持する解毒剤をめぐっての戦い…とかになるのかな?)
次回もやっぱり気になります!!
次回
今回重症を負って入院する圭一郎と、その姿を見た魁利…
ふたりの温度差とかが見えてきた回です。
今週の早見初美花
今回は圧倒的なまでに警察メインの話だったので、ルパンレンジャー贔屓の人にとってはちょっと寂しい展開でした。
リトル温水コグレに驚愕す!
トゲーノが所持するルパンコレクションの能力が小さくなる事!!
コグレが小さくなった?事に対して驚くふたり。
初美花、お宝奪還す!
こちらはトゲーノ&オドードをつけてきたルパンレンジャー達が、漁夫の利的な感じでルパンコレクションを奪還した時の様子。
ギャングラーの目的がパトレンジャーの抹殺だった為、ルパンレンジャーの相手をしている暇はないという事で、特殊能力の源泉とも言えるコレクションをあっさり手放すあたり…本来の暗殺稼業であればかなりの手練れだったのかもしれません。
「トゲトゲとモフモフ」この辺が今週のキラーワードだったのかなぁって感じですね。
第14話 感想
今回は正義の為、熱く熱く突っ走る朝加圭一郎にシビれた回でした!!
颯太少年との約束は、幼き圭一郎少年と警察官との約束でもあり、それが圭一郎の全ての原点である事が語られ、ますます朝加圭一郎というキャラクターが肉付けされた感じ。
そして、今回その警察官を演じた役者さんというのが、普段パトレン1号のスーツアクターをされている高田将司さんが担当された…というのもまた胸アツ!!
遠からず繋がっているっていうのがなんかこう…いいですよね。こういう粋な遊びというか、キャスティングも面白いです。
なんか朝加圭一郎というキャラの評判はここへきてますますうなぎのぼりな感じがするし、今回の戦闘シーンの迫力も物凄かったけど…
まさか殉職…なんて事ないよなぁって若干心配にもなってきます。
「太陽にほえろ」なんかの刑事ドラマだと殉職シーンが印象に残ったシーンとして挙げられる事も多いし、最近では追加戦士登場が当たり前のようになっているけど、ひと昔前はキャストの途中交代っていうのが当たり前のように行われていた時代もあるので、もしここで朝加圭一郎がいなくなってしまったら…と考えるとゾッとします。
さすがに考えすぎだとは思いますが…
そして、颯太少年は「怪盗がいい」って言ってましたが…
今はどう考えたって警察の方が魅力的!!来週も警察メインで話が進むんだとしたら…ちょっと警察の方が強すぎて「警察戦隊パトレンジャー」になってしまわないかっていう気も。
もう少ししたら時期的に追加戦士も出てくるでしょうから、そう考えるとバランス的にもルパンレンジャーに肩入れできるエピソードが欲しい気もします。
(ま、中盤から巻き返してくるかもしれませんけど…)
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- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2018/05/19
- メディア: おもちゃ&ホビー