私が広島文化学園HBGホールを訪れるのはこれで2度目。
最初に訪れたのは、℃-uteが解散発表してハロコンに参加するのが今回で最後とわかった2016年9月3日でした。
突然の解散発表を受け頭の中が真っ白になり、それでも自分に出来る事は何か必死で考えた末、出した結論が「解散するまでに1回でも多く℃-uteに会いに行こう」というもの。
これまでずっと在宅オタだった事を激しく後悔しつつ、それでも残された限られた時間を少しでも℃-uteと過ごしたい…そんな衝動に突き動かされたのです。
そう考えると、この時の遠征こそが私にとっての”はじまり”だったのかもしれません。
そして、今回再びこの場所を訪れようと決めた理由。
それは、本公演のOG出演ゲストが元℃-uteの中島早貴さんと岡井千聖さんという発表があった為。
しかも、℃-uteにとって最後のハロコンとなった会場に、元℃-uteのメンバーが再びハロコンのステージに立つとなれば、これはもう現地に行って見届けるしかない!!
そんな思いから2度目の広島文化学園HBGホールに遠征してきました!!
中島早貴&岡井千聖登場!!
ふたつの新グループによる「U.S.A.」の後…いよいよハロプロOGによるコーナーへ!!
千秋楽ともなると、ハロコンのセットリストもなんとなく頭に入っているので、いそいそと℃-uteのハート型のペンライトを準備してふたりの登場を待ちます。
(ちなみにこのペンライトを現場で使うのもSSA以来です!!)
1曲目:Crazy 完全な大人
まことさん、山木梨沙さん、小関舞さんのMCによる呼び込みから…流れたイントロは「Crazy 完全な大人」!!!!
これは℃-uteにとって初の日本武道館単独コンサートが決まった頃にリリースされた曲。しかも最初のフォーメーションは中島早貴さんがセンターで始まるので、「クレ完キターーー」という思いと、ソロでのパフォーマンスではないんだ…という思いがやや交錯。
でも、真っ赤な衣装に身を包んだ中島早貴さんと岡井千聖さんが登場すると、そんな思いは一気に吹っ飛びました!!
見覚えのあるその衣装は、℃-uteラストシングルの中の1曲「ファイナルスコール」の時のもの!!
キュートな花が散った後に咲き乱れる花を観にきたのか、あるいは咲き乱れる花のひとつになりにきたのか…意図するところはわかりませんが、その衣装で出るという事にはなんらかの意味があるはず!!
まあ衣装から何かの意図を読み取ろうとするのは若干考えすぎなのかもしれませんが、数多ある衣装の中からわざわざ「ファイナルスコール」の衣装を選んだ事に意味を見出したくなるのはオタクの悪い癖(笑)
でも、それだけ重ねてきた℃-uteの歴史があればこそ衣装だけでも色々想像してみたくなるわけで…これもやっぱり℃-uteの良さなんじゃないかなぁって気がします。
ダイエット後、その容姿をキープしている千聖のコンディションは今日も良好!
そして、前髪をぱっつん気味に切ったなっきぃのコンディションも抜群に良く、「アンオフィの女王」とまで言われた頃を彷彿とさせるルックスで出てきちゃうんだから、さすがなっきぃ、仕上げてきてますね!!
5人で歌う℃-ute曲を2人で分担して歌うから、舞美ちゃん、愛理、まいまいがいない寂しさはあるものの、それを補って余りあるteam℃-uteからの熱い声援。
今回は、私と同じ考えで広島入りしたteam℃-uteも多数いたようで、みんなで作り上げた時間だったんじゃないかと思います。
MC
続いてMCコーナーでは、まことさんが相変わらずの「ハロプロのおとうさん」っぷりを発揮。
牛乳飲んで髭とか言って遊んでいた幼少期から知るからこその言葉は相変わらず暖かく、バラエティー番組で活躍する千聖を笑って見ていられるのは、本来のかっこいい姿を知っているからだ…的な発言も。
(広島だから言うんだけど…という前置きしてましたが。)
そして、℃-uteで集まる機会はあまりないらしく、なっきぃはてっきり海に帰ったと思っていた…なんてジョークも。
さらに「愛理様が忙しいから」「特に武道館は…」みたいな話もあったりして、解散しても℃-uteは℃-ute。変わらないところがいいなぁとほっこり。
きのこ頭をイジられたのもいい思い出…
幼少期から知っているからこそできる、すごく楽しいやり取りだったと思います。
2曲目:「Kiss me 愛してる」
そして最後となる2曲目…
「Kiss me 愛してる」のイントロが流れた瞬間の盛り上がりたるや…
なんといっても日本武道館の℃-Fesで、全シングル曲を披露した際にファン投票1位となったシングル曲でもあり、「THE ℃-ute」とも言える王道な楽曲。
個人的な事を言わせてもらうと、最初に聴いた℃-uteの曲がこの「Kiss me 愛してる」だった事もあり、私にとっては”はじまりの曲”であり…そして最も思い入れの深い楽曲。
SSAの時にはこれが聞き納めなんだと思って大号泣しながら聴いた曲を、今またこうして聴ける。しかも笑顔で!!
サビのなっきぃの煽りももちろん健在だし、ふたりの「愛してる」も聴けたし、それだけでも広島まできた甲斐があったんじゃないかっていうぐらい最高のパフォーマンスでした。
(ちなみになっきぃが「愛してる」のパートを歌ったのは、新春の℃OMPASSで舞美ちゃんが歌えなくなった時ぐらいしか記憶にないので…かなりのレアものです!!)
残念ながらOGコーナーで披露したのはこの2曲だけでしたが、℃-uteのふたりによる℃-uteの楽曲…心ゆくまで堪能させていただきました!!
…ちなみにふたりはコンサート後に牡蠣を堪能したようです。
はるなんラストハロコン
2016年の夏が℃-uteにとって最後のハロコンなら、2018年の夏はモーニング娘。’18の飯窪春菜さんにとって最後のハロコン。
いつもなら和田彩花さんと譜久村聖さんが両端に立ってしめるところを、ふたりではるなんをセンターに立たせて最後に一礼というサプライズを演出。
それに呼応するかのように終演後に発生した大はるなんコール。
残念ながらアンコールに応えてはくれませんでしたが、その声はちゃんとはるなんに届いていた模様。
なお、はるなんのブログ情報より、舞台裏ではこぶしファクトリーの井上玲音さん(はるなんの推しメン)が、自ら「一緒に写真を撮りたい」ときてくれたらしく、ツーショットが実現。
さらに、「贅沢なお願い」という事で、可愛がりたい後輩の森戸知沙希さんを呼んでのスリーショットまで!!
あえて?悪い顔してるはるなんですが、夏の思い出の1ページが増えてよかったですね!!
感想・まとめ
今回は中島早貴さんと岡井千聖さんがハロコンの舞台に立つ。
それを見届ける為に参戦したハロコンでしたが、「ハロプロOG」に相応しい堂々たるパフォーマンスだったと思います。
自分達が「ハロプロOG」枠に入っているのが申し訳ないと謙遜していましたが、「アイドルが憧れるアイドルグループ」℃-uteのメンバーであり、SSAの景色を後輩達にも見せる事ができ、ハロプロの歴史の中でもしっかりと襷を繋いでいったわけだから…そこはれっきとした「ハロプロOG」として胸を張っていいと思います!!
…というか、むしろ胸を張ってほしい!!
ただ…
やっぱり、中島早貴さんと岡井千聖さんが一緒にステージに立つのであれば、やっぱりそこには矢島舞美さんと鈴木愛理さんと萩原舞さんにもいてほしいし、いつかやっぱり℃-uteの5人で立ってほしいという思いを強めたコンサートでもありました。
やっぱり℃-uteは最高!!
℃-uteが最高!!
ふたりでも最高なんだから…今度は…ね!!
そんな日を夢に見ながら今を、そして明日を生きていこう。そんな事を思ったコンサートでした。