この記事は2019年4月28日に放送された騎士竜戦隊リュウソウジャー 第7話「ケペウス星の王女」の感想です。
今回、特筆すべきはケペウス星の王女カルデナ役を元モーニング娘。の田中れいなさんが演じるという点!!
さらにエンディングのケボーンダンスを踊るシーンにはルパパトのメンバーが登場するという事で、図らずも同じ番組内で元モーニング娘。の田中れいなさんと工藤遥さんが登場するという…ハロプロファンにとっては盆と正月が一緒に来たような豪華な30分となりました。
というわけで、久々にこの形態でお届けしたいと思います!!
ちなみに第6話までのダイジェストはコチラの記事をご参照ください。
【関連記事】騎士竜戦隊リュウソウジャーに元モーニング娘。の田中れいなさんが出演します!!
第7話「ケペウス星の王女」のあらすじ
龍井尚久による神経伝達の講義を受けるメルトとアスナ。
そういえばコウは?ってなったところにやってきたティラミーゴ。なんと言葉を話せるようになってました!!
(テレビ番組を見ているうちに覚えたんだとか…)
一方、橋の上のコウとうい。
コウは「川は海に繋がり海は世界に繋がるから」と泳いで世界を目指さんとします。驚くういは耳に水が入ると痛いからと耳栓を渡すのですが…
ふと何かを感じ取ったコウ。それは誰かの歌声でした。
(ちなみに会話の中でコウの年齢が209歳である事が判明します!!)
こちらは森の中で特訓を続けるバンバとトワの兄弟。
トワはコウ達との共闘にやぶさかではないのですが、バンバはそう思っておらず…
「人は裏切るものだ。」と。裏切られる前に信じない事…というのがバンバの根底にある模様。
と、そこへ悲鳴とともに助けを求める女性の姿。
バンバとトワはドルイドンを倒して女性を救出しますが…逆に「お前らもドルイドンか」と刃を向けるのでした。
(ちなみのOPテーマ曲までの約5分間でこの情報量。相変わらず詰め込んでますね。)
歌声に導かれるように遊園地にやってきたコウとうい。
そこにはコカトリスマイナソーの姿が!!
コカトリスマイナソーの奇声は周囲の人間を気絶させるほど強烈なものであり、それを喰らってしまったコウとういもその場に倒れこんでしまいます。
倒れた人間たちの中から子供だけを選別し、大人だけを監禁するのですが、ういから渡された耳栓で難を逃れたコウが覚醒。ドルイドンと戦いながら騒ぎの元凶となるコカトリスマイナソーを追いますが…
そこへ現れたのはど派手に登場したワイズルー。
リュウソウレッドとの戦いになりますが…ワイズルーを庇う子供たちの登場に困惑。そこにワイズルーの一撃を喰らって変身解除してしまったコウは一旦撤退を余儀なくされます。
(この後、子供たちの行動がワイズルーの催眠術によるものと判明します。)
「肩もんで」
言われるがままに肩をもむ尚久。
バンバとトワは、救出したカルデナを尚久の研究室にかくまおうと連れて来ていたのでした。
カルデナが王女であった事を知ったメルトは跪いて事情を尋ねます。
それに対し「礼儀をわきまえたものが現れた」とようやく事情を話し出すのでした。
宇宙の星々で人々をさらうワイズリー。
カルデナと妹フィータもその被害者であり、隙を見て命からがら逃げだしたはいいものの、フィータは地球へ不時着。
その後を追ってカルデナも地球へやってきたとの事。
「フィータの為なら命も惜しくない」という言葉に、バンバもフィータ救出に同意するのでした。
そして歌うカルデナ…
そんな折、ひょっこり戻ってきたコウ。「その歌、さっき遊園地で聴いた」の言葉からフィータがそこに囚われていると確信。
物語は一気に動き出します。
遊園地に戻ってきたリュウソウジャー。
ドルイドンと遭遇して戦闘になりますが…ひとり何かを察知して走り出すバンバ。その後を追うトワ。
ドルン兵を倒した後に現れたのは子供たち。
さすがに子供と戦うわけにもいかず、全く手が出せないリュウソウジャー。身動きが取れなくなったところに巨大化したコカトリスマイナソーが出現。子供たちもろともリュウソウジャーを踏み潰さんと迫ってきます。
そこへカルデナの歌声。
歌が好きな子供たちは、自分たちの興味がある方へと吸い寄せられる…という事で、催眠が解け解放されるのでした。
ピンチを脱したコウたち3人はティラミーゴを呼び、キシリュウオースリーナイツとして戦いを挑みます。
一方、別行動をとったバンバは大人たちが監禁されている場所へ。
そこでフィータとういを無事救出します。
空を飛び、太陽を背に戦うコカトリスマイナソーの前に苦戦するキシリュウオー。防御重視のフォートレスモードでその場をしのぎますが、これでは戦えない…というところにバンバたちが合流。あの姉妹の為だと前置きした上で共闘。
キシリュウオーファイブナイツで挑む第2ラウンド。
再び太陽を背に飛翔するコカトリスマイナソーに対し、こちらも太陽の光を利用すればいいとバンバ。ソーラーパネルを磨き上げて太陽光を反射。目が眩んだコカトリスマイナソーは地上へと落下します。
条件が同じならあとはこっちのものだとばかりにフルボッコ。あとはトドメ…となるはずが、今度は観覧車を盾にするコカトリスマイナソー。
中には人が乗っていて攻撃できない!!
その隙に逃げられてしまうのでした。
無事に再会を果たしたカルデナとフィータの姉妹。
「この者たちならドルイドンを倒せるかもしれない、5体の騎士竜の力があれば…」
そんなカルデナの言葉にひとり違和感を覚えるメルト。
これまで「騎士竜」というワードは1度も発しておらず、カルデナがその言葉を知っているのはおかしい…と。
第8話に続く疑惑の伏線をはりつつ…第7話はこれにて終了となります。
今週の田中れいな
というわけで田中れいなさんの活躍したシーンをどうぞ!!
追われるれいな!!
助けてもらったのに刃を向けます。
吹越満さんに「肩もんで」と命じる田中れいな(笑)
ぐりぐりの動きがお気に召さずに切れるれいな!!
突如歌い出すれいな。
(吹越さんの動きにも注目したいところ!!)
さらに歌うれいな。
妹との思い出…
ちょっぴり寂しげなれいな。
ひょっこり帰ってきたコウから妹の所在を知らされた時のリアクション!!
リュウソウジャーのピンチを歌で救うれいな。
戦いを見守るれいな。
そして妹との再会!!
この時のひと言が疑念を抱かせてしまう事に…
というわけで、ケペウス星の王女カルデナを演じた田中れいなさんをピックアップしてみましたが、普段は強気だけど…実は妹思いっていうキャラクターがれいなにぴったりな感じで、すごくハマっていたなぁと感じます。
(というか、なんかわからないけどこういうキャラクターものの衣装とかがすごく似合うんですよね。コスプレイヤーのえなこさんとかが似た系統な気がするから…って考えたらなんとなく納得するんですけどね。)
妹役のフィータを演じた小林れいさんも夢見るアドレセンスの方なんで、今回はある程度お芝居もできて、ちゃんと歌える人っていうのがキャスティングの条件だったのかなぁって推察します。
というか、吹越満さんに肩をもませて…っていうの絵面がしっくりくる女優さんってなかなかいないと思うんで、ナイスなキャスティングだと思いました!!
第7話「ケペウス星の王女」の感想
ルパパトとリュウソウジャーの大きな違いは時間配分だと思っていて、巨大ロボ戦にかける時間がすごく長いのが特徴。
(昨年の反省から今年は「玩具を売る」っていうのがスポンサーからの命題になっているんでしょうが…)
その分ドラマパートが圧縮されて、短時間にものすごい情報量を詰め込んでおり、オープニングまでの約5分で物語の伏線をはりつつ、ティラミーゴが喋れるようになってたり、コウの年齢が判明するのにあわせて耳栓を仕込んでたり、バンバ兄弟の立ち位置を明確にしたり…とにかく詰め込むだけ詰め込んだなぁという感じ。
そして、その後はコウの動きとバンバたちの動きが連動してストーリー展開していくあたりは、やっぱり群像劇のそれ。
話がサクサク進んでいくのはいいんですが…ストーリーとしてキャラクターの背景をちゃんと描いていないもんだから、なんとなくこういうキャラなんだろうなっていう想像でしか見れてないんですよね。
キャラクターの掘り下げが甘い分、主要キャラクターに対する感情移入が十分できていないというのが今後に響かなければいいなと思うんですが…
(それが証拠に、一応第7話まで欠かさず見ているにも関わらず、誰一人としてキャラクターの名前を憶えていない。それってヤバくないですか?)
さて今回の感想ですが、新幹部ワイズルーの能力が催眠術なら、その反作用の歌声を持つのがカルデナ&フィータ姉妹という構図が見えてきたのに、フィータの監禁はその他大勢と一緒で特別視していない。
(逃亡するフィータが宝石的なアイテムを持っていたのも若干気になりますが…)
そうなってくると、わざと救出させておいて…的な展開も考えられたんですが、次回予告を見る限りどう考えても大団円だろうって感じなんですよね。
わざわざれいながこんなツイートまでしてくれているのに、次回予告で簡単にオチを連想させていいのか?って思いますけどね…
#騎士竜戦隊リュウソウジャー 観て頂けましたか?^^✧
— 田中れいな 公式 (@ganbareina11) 2019年4月28日
写真はロケ現場向かってるなうの時📸
朝早くて目がシバシバしてる👁
そして寒そう🤣
来週も観てね✧
私は敵でしょうか、味方でしょうか。😏
お楽しみに( ⸝⸝⸝⁼̴́⌄⁼̴̀⸝⸝⸝)#田中れいな #リュウソウジャー pic.twitter.com/Czsf9ZHyqZ
結局のところ、ストーリー部分を圧縮しているせいで説明台詞も多かったから、ストーリー展開とロボ戦は楽しめたけど、ドラマとしての楽しみは今回も薄かったなぁっていうのが率直な感想です。
なんだかんだで冒頭で吹越満さんがアスナの台詞回しを真似て遊んでたりとか、れいなが急に歌い出した時に、「いやいやスポットライトなんかないよね?」的な感じのリアクションしてたりとか…そういう細かいお芝居の方がむしろ面白かった気がします。
本当にそれでいいのか?って思いますけどね…
ED「ケボーン!リュウソウジャー」ルパパトVer.(今週の早見初美花)
EDテーマ「ケボーン!リュウソウジャー」はみんなでダンシングなんですが、今回と次回限定で前作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のメンバーがダンスに参加!!
というわけで、EDテーマ曲の中盤から後半にかけて登場したルパパトメンバー。
ファイナルライブツアー2019も終え、恐らくその舞台上で撮影されたものと思われますが、GW中に上映開場限定でルパパトキュウの映画が公開されることもあっての登場だったわけですが…
これはルパパトロスをこじらせる罪深い案件だなと思います。
Wレッド…
パトレンジャー側から見た7人。
そしてルパンレンジャー側から見た7人。
再びWレッド。
ノリノリの圭一郎と、ちょっと恥ずかしそうな魁利の対比も面白いですね!!
(まあこれは素の役者さんの性格ともリンクしてそうですけど…)
元モーニング娘。だけあってキレキレのダンスを見せる初美花!!
なんだかノリノリの透真。
つかさ先輩も咲也もダンシング!!
(エアロビじゃないですよ!!)
トドメにノエルのバク宙!!
華やかさと派手さで全部持って行った感じですね。
私的に今年のリュウソウジャーにイマイチハマれていない分、このタイミングでルパパトを持ってこられると非常に困るというか…いつまでたってもルパパトロスから抜け出せなくなりそうで困ります。
ルパパトの場合は人間関係をすごく丁寧に描いていたから、本放送が終わった時の7人への愛着が全然違っていて…だからこそファイナルライブツアーにも行ったぐらいハマったわけで…
それだけルパパトが大事な物語になっていたっていう証なんですよね。
【関連記事】【ライブレポート】快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ファイナルライブツアー2019@福岡サンパレスの感想
ルパパトメンバーを出すっていうのは確かにイベント的な目玉にはなりますが、そこで「やっぱルパパトがよかったなぁ」って思わせたら、リュウソウジャー的には明らかにマイナスだったりするので…
すごく嬉しかったんだけど…ルパパトを安売りしてほしくないっていうのも正直な気持ちです。
スポンサーの意向もあるでしょうが、方向性だけは間違えてほしくないなぁって改めて思いました。
次回予告
なんかもう次回予告の画像だけ見てても恐らく「雨降って地固まる」的な展開だろうなぁって思っちゃうんですが…
まあ来週も引き続き田中れいなさんが出演するという事で、それコミで楽しみたいと思います!!