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【ライブレポート】次の夢は日本武道館!!「こぶしファクトリー ファーストコンサート2019 春麗 〜GWスペシャル〜@NHK大阪ホール」の感想

こぶしファクトリー

2019年5月6日…私にとっては令和元年最初のコンサートという事で、「こぶしファクトリー ファーストコンサート2019 春麗 〜GWスペシャル〜」に行ってきました!!

本記事はNHK大阪ホールで行われた昼公演の感想です。

 

こぶしファクトリーにとっては今回が念願の単独ホールコンサート。

昨年末のカウコンでサプライズ発表された時には、夢がひとつ叶ってメンバーが泣き崩れた姿が非常に印象的でした。

【関連記事】祝!こぶし初単独ホールコン決定!「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2018 ~ GOOD BYE & HELLO ! ~第1部@LV」の感想

 

ハロプロ研修生8人から選抜されて結成されたこぶしファクトリー。

メジャーデビューイヤーにレコ大の最優秀新人賞を受賞するなど、順風満帆すぎるスタートを切ったものの…その後1年の間に3人のメンバーが卒業・脱退するという大激震に見舞われ、結果今の5人になって再スタートを余儀なくされたわけですが…

それでも愚直にパフォーマンスを磨き上げ、そして遂に掴んだ夢の舞台。

 

最初に披露した「これからだ!」を堂々と歌い上げるメンバーの表情を見て、これまでの努力がようやく報われて本当に良かった…

そう思うだけで目から自然と涙。

 

これからだ!今からだ!楽しみだ!

これからだ!今からだ!魅せたいな!

 

5人になってから最初の曲でそう歌い続けてきた彼女達が、燦然と輝く綺羅星になった…まさにそんな瞬間でした。

 

ライブで鍛えしこぶし魂

続いてじっくり聴かせる新曲「ハルウララ」と、元℃-uteのメンバーがイベントで歌った「明日テンキになあれ」と続きVTRへ。

「チョット愚直に!猪突猛進」のアカペラバージョンだったんで「もしや…」と思ったんですが、福岡夜公演で行った謎の動画撮影がこれだったんですね!!

まあ舞台裏のオフショット的な映像がメインだったので、ライブの時の映像はほんの少しでしたが、思わぬ形で華を添える?ことができて嬉しかったです。

円盤化されたら自分がどこかに映り込んでいないか探してみようかな(笑)

 【関連記事】【ライブレポート】こぶしファクトリー ライブツアー 2019 〜春麗〜@福岡DRUM LOGOSの感想

 

話はそれましたが、VTR後は井上玲音さん(以下れいれい)ソロでのボイスパーカッション。

パフォーマンス自体は「ヒューマンビートボックス」と言うみたいですが、ちゃんとそう言えるだけの出来に昇華されていて本当にカッコよかった!!

そこからメンバーを呼び込む形で「桜ナイトフィーバー」「サンバ!こぶしジャネイロ」へと続くアカペラパートに突入。

 

そもそもアカペラを始めた頃は、ライブハウスツアーのみどころのひとつとして「こぶしファクトリーがアカペラに挑戦」というところからスタートし、最初はパフォーマンスを静かに見守る感じだったのが、今回のツアーではお客さんと一緒に盛り上がるアカペラへと進化を遂げ、最終的に今回のパフォーマンスへと結実。

言葉の通りアカペラと言う武器がパフォーマンスとして実を結んだ瞬間だったように思います。

 

ここから「GO TO THE TOP!!」「チョット愚直に!猪突猛進」ときてようやくMC。

ここまで例えばモーニング娘。のコンサートであれば「序盤のメドレー」に相当する部分に、ちゃんと武器であるアカペラをはじめ、随所にこぶしファクトリーらしいエッセンスがふんだんに盛り込んであって、会場内の熱気はすでに最高潮!!

ここでれいれいから「懊悩ジャンプ」について丁寧なレクチャーと、練習を行った上で最新シングル曲の「Oh No 懊悩」を披露。さらに「ラーメン大好き小泉さんの唄」とい続きます。

 

未熟半熟トロトロ

ここで「未熟半熟トロトロ」へと続くんですが…

なんとスクリーンには結成当初の懐かしい映像。こぶしちゃん達が本当に未熟な卵?ひよっこ?だった頃の映像。

当時のメンバーが若いというのもありますが、そこには8人のメンバーの姿がちゃんと映し出されていて…

8人でスタートした事を黒歴史のような扱いにするのではなく、過去に在籍したメンバーとともにスタートを切れたからこそ今に繋がっている…そんな感謝の気持ちが伝わってくるような映像を、夢がひとつ叶ったタイミングで流すという心憎い演出は涙なくしては見られません。

(ただ…ここは目の前で歌っているメンバーも見たいし、かといってスクリーンの映像も気になるし…で、見ているファンにとっては今どっちを見るか「究極の選択」的な感じもしました。)

 

ひとつ注文ですが、今回流した「こぶし単独ホールコン決定の瞬間」は、その舞台裏の様子も含めてきちんと映像化すべき。

もちろんカウコンの円盤には入るでしょうけど、できればハロステ…あるいは本公演を映像化した際には「特典映像」として絶対に入れてほしいです。

無論、中野サンプラザ・NHK大阪ホールの舞台裏を収録した次のDVDマガジンでも構いませんけど…

 

その後、コンサートは「消せやしないキモチ」「ナセバナル」「きっと私は」ときて、一旦幕が下がります。

(ホールコンで一旦幕が下がるっていうのは初めてだったかも。)

 

新パフォーマンス・和太鼓

再び幕が上がると、中央に大きな和太鼓と浜浦彩乃(以下はまちゃん)さん。

そして、前方にも和太鼓が並んでいて、4人が陣取ります。

 

今までに見たことのない光景を固唾を飲んで見つめる…という状況の中、順番にマイクを通さない肉声による気合の掛け声とともに打ち鳴らされる和太鼓。

太鼓の種類しか音がない和太鼓なので、重要なのはリズムと音の強弱なんですが…安定したリズムと音の強弱が心地良く、聴いているうちに邪気が祓われる感じ…

しかも、ただ太鼓を叩くだけでなく、自分の太鼓と隣のメンバーの太鼓を交互に叩くという「魅せる」パフォーマンスもしっかりと出来ており、ひとつの演目としてちゃんと成立していたと思います。

本当に凄かった…

 

で、この和太鼓パフォーマンスがどう繋がるかと言うと…「ドスコイ!ケンキョにダイタン」。

曲中に相撲の勝負…的な寸劇をしていたパートはメンバーの和太鼓に変わっていて、ホールコン仕様の魅せ方へと見事に昇華していました。

 

怒涛の後半戦!!

ここからは怒涛の後半戦。

「バッチ来い青春!」「押忍!こぶし魂」ときて、タオルを振り回す「亀になれ!」。

さらに「シャララ!やれるはずさ」と続き…

ここでメンバーがグーちゃんリングをおもむろに取り出し、次だよと促します。

本編のラストは「ドカンとBREAK」でした。

 

最後は辛夷の花の「白」!!

アンコール後の楽曲は「念には念(念入り Ver.)」!!

 

そしてMC…

和田桜子さんはホールコンだとみんなとの距離が遠くなってしまう…と言っていましたが、そう感じない、感じさせないというみんなからのリアクションに、これから大きな会場に立っても距離は近いままと宣言。

れいれいはボイスパーカッションについて、ゼロからのスタートで苦戦だらけだったけど、みんなの応援のおかげで堂々とパフォーマンスできたとの事。これからも変な動き…はわからないけどレベルアップしていくとの事。

はまちゃんは8人時代の映像も流してくれて、そこにスタッフさんの愛を感じたと。

野村みな美さんは「バッチ来い青春!」のところでみんなが肩組んで仲がいい…と言っていたのが、大阪の皆さんはあまり仲が良くないのかな?と突然のぶっこみ。曲前に隣の人にアイコンタクトしておいてくださいね…という謎のアドバイスを。

広瀬彩海さん(以下あやぱん)は大阪のお客さんのノリの良さが好きだと語った後、こぶしファクトリーのメンバーは自分の気持ちを伝える事がへたくそだと総括。ただ、歌に想いをを乗せて伝える事はできる。

という事で、最後に披露した曲は「辛夷の花」でした。

 

こぶしファクトリーのメンバーカラーは5色しかないし、過去のメンバーの分を入れても8色しかないんですが…

もうひとつ、こぶしファクトリーを象徴する色として存在するのが「白」。

「辛夷の花」の時には白いペンライトにするのが暗黙の了解となっており、次第に白に染まっていく会場…

とても幻想的な雰囲気に包まれながら幕を閉じるのでした。

感想

今回の「こぶしファクトリー ファーストコンサート2019 春麗 〜GWスペシャル〜」というのは、こぶしファクトリーのメンバーにとっても特別なものであるのと同様に、こぶし組(こぶしファクトリーのファンの総称)にとっても同じく特別なもの。

それだけに、この公演を絶対に成功させようという熱量がものすごく、今まで聞いた事がないようなコールの声量、歌声でメンバーを後押し。

そこには「一体感」があったと思います。

「ナセバナル」の最後。いつもよりも長めのタメるんですが、メンバーが促したわけでもないのに、そこでの余計なコールなどは一切なく、一瞬訪れる静寂…

まさに「一体感」なくしては生まれないものであり、ある意味こぶし組が作り上げたコンサートだったとも言えます。

和太鼓の時なんかもマイクを通さなくても声がちゃんと聞こえるぐらい、みんな静かに聴いていて、自分だけが楽しければそれでいい…的な考えの人がいない現場ってそうそうないんじゃないかってぐらいすごい現場だなと改めて感じました。

舞台などではよくお客さんと一緒に作り上げる…なんて言い方をしますが、今回はこぶし組なくしては成立しえなかったコンサートだったとも言えます。

だから、まずはこぶし組のみなさんに感謝です!!

 

そして、こぶしファクトリーについてですが…

ライブハウスでいつもやっているお客さんを大事にするパフォーマンスがそのままスケールアップした感じで、会場がホールに変わっても物足りなさなど全くなく、ホールコンサートをやれるグループである事をしっかりと証明してみせたコンサートだったとも言えます。

5人になり歌と真摯に向き合ってきた事で、まっすぐ気持ちが伝わる歌声になってきており、過度な演出などなくてもブレずにしっかりと歌声を届けられるグループになったと思いました。

 

これは夜公演でのあやぱんの発言ですが、今度は日本武道館での単独コンサートを目指すという事で…

 

やっぱりこぶしファクトリーは「これからだ!今からだ!楽しみだ!」なグループ。

次の夢に向かって猪突猛進していく姿をこれからも応援したいと思いました!!

こぶしファクトリー

綺羅星、いま輝け!