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「そして新しい形へ…」モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜@福岡の感想

モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜

2019年11月16日にアルモニーサンク 北九州ソレイユホール 大ホールで行われた「モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜」に参戦してきました!!

本記事はそのライブレポートです。

 

福岡県で行うコンサートって大体福岡市内で行われる事が多いんですが、今年の秋ツアーの舞台は九州の玄関口でもある北九州市。

そもそも北九州市でモーニング娘。がコンサートを行うのは10年ぶりという事で、その時には埋まらなかった会場も、今回は昼公演夜公演ともに完売!!

福岡市内の方が断然近い私からしたら、北九州市での開催って正直迷惑な話だったりもするんですが…そんな個人的な不満はさておき、たとえ会場が福岡市であろうがなかろうが「今のモーニング娘。’19ならば集客力がある」という事を結果として示してくれたと思います。

(正直コンサートに行き始めた頃は、九州での集客力もグッズの売れ行きも他と比べたらやや落ちる…という印象でしたが、増え続ける女性ファンの方の数とともに風景が変わったなぁと感じます。)

モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜@アルモニーサンク 北九州ソレイユホール 大ホール(福岡)の感想

会場となった「アルモニーサンク 北九州ソレイユホール」について少し書いておこうと思いますが…

徒歩圏内にコンビニやスーパーがあるので、待ち時間に退屈するっててことはありませんでしたが、アクセスに関してはやや微妙。最寄りの大きな駅がJR小倉駅なんですが、基本はそこからバスかタクシーでの移動となるので、特にコンサート後の移動が大変でした。

ただ会場自体はすごくきれいで、前方オーケストラエリアとなる「特」のつくエリアは近いんだけど傾斜がありません。あとトイレが少ないので開演前にはトイレ待ちの列ができる…みたいな。

 

グッズ販売はエントランスで行っているんですが、先行販売後は入場とグッズ専用の導線が完全に分けられてしまうので、「入場後にグッズを買う」というのが出来ないという珍しいパターンに!!

その前の週からピンポスPart3が発売された事もあり、並んでから購入するまでに結構時間がかかったなぁという印象でしたが、待った甲斐あって出来はすごくかわいらしく、女性ファンのウケもかなりいいなと思いました。

【関連記事】モーニング娘。'19コンサートツアー秋 〜KOKORO&KARADA〜のグッズを紹介します! - ハロプロ通信

コンサートの感想(ネタバレ含む)

ここからはコンサートの感想を少し書いておこうと思います。

OP映像からメンバー登場。そしてど初っ端から新曲の「KOKORO&KARADA」披露という流れなんですが…

相変わらずつんく♂さんらしい曲というか…やっぱりクセがすごい(笑)

「君が好きさ」って歌詞があって、「え?サビってここだったの?」と気付かされるというか…テーマ自体はすごく壮大な感じがするんだけど、曲自体がセオリーにハマってない感じで、なんかすごく面白いしいい意味で型破りな曲だなぁと感じました。

 

コンサート序盤は割と新しめの曲で、だんだんと身体があったまってきます。

特にBパターンの「シャボン玉」なんかは横山玲奈さんがとにかくいい!!

あそこをああいう感じでやるんだ…なんて感心させられる箇所でもあり、歴代の中でも一番ハマってるんじゃないかなって気がします。

てか、今回のツアーで一番成長したなって感じたのはよこやんかもってぐらい、表情や見せ方が上手くなった気がするし、いい意味で舞台上で自分自身をさらけ出せるようになったんじゃないかなって気がします。

 

15期メンバーによる「好きな先輩」…

12期が歌っていた頃の印象と比べると、申し訳ないけど15期の方が格段に上手いかも(笑)

ただ、12期が入った頃って道重さゆみさんや鞘師里保さんが卒業して、グループとして再構築していた頃でもあるから、割とすんなり受け入れられたようなところもあるんですが…今回に関しては、9期から14期までが「ひとつの完成形」ってぐらい出来上がっていて、そこに新メンバーとして加わったもんだから、なんとなくまだゲスト的な感じで見てしまっている自分もいます。

ここのブロックの衣装なんかはピンポスPART3の期生別で分けられていて、9期~11期が赤。12期が青。13期・14期が黄色。15期が水色っていうのもなんかすごく合ってるなぁって気がします。

 

「雨の降らない星では愛せないだろう?」では新たな試みとして、佐藤優樹さんと野中美希さんが回替わりでピアノを生演奏。

鍵盤のところにすーっと歩いていくのがどっちなのか…

そういうワクワクもあるんでしょうが、個人的な印象としてまーちゃんの演奏はその時の想いをそのままぶつけるような感じで、ちぇるの演奏は彼女の優しさやおおらかさが伝わってくるような…そんな感じがしました。

BEYOOOOONDSに小林萌花さんが加入してガンガン生演奏をやっているから、だったら…って事で演出に取り入れたかどうかはわかりませんが、生演奏には生演奏の良さがあるなぁと思うし、同じ曲でも演奏者の個性が反映されるのがすごく面白いなぁって思います。

いつかDVDマガジンとかでピアノ演奏の舞台裏とかも見てみたいですね!!

 

そしてメドレーへ…

「直感2~逃した魚は大きいぞ!~」とか、私にとっては初めてなんじゃないかってぐらい馴染みの薄い曲でしたが、これが結構面白い!!

やっぱりモーニング娘。って歴史が長い分持ち歌もものすごく多いので、こうやって色々な曲が掘り起こされるのも面白いし、今のメンバーが新たな息吹を吹き込んでいくのがまた面白い。

そういうのって長い歴史あればこそ出来る事って気がします。

ただ…曲の繋ぎのアレンジはすごくカッコいいんですが、いいトコ取りな感じがどうしても否めなくて、もうひと盛り上がりしたいってところで終わってしまう感じで…

どうも序盤の盛り上がり方と比較すると80~90%ぐらいまでしかテンションを持ってけないのがちょっと残念だなって気がしました。

これはもう今回のセトリに対するあくまでも個人的な見解ですが…

そういう意味ではラストまでの流れも、「One・Twe・Three」から「What is LOVE?」の間の曲にもうひとひねり欲しかったような…そんな気がします。

 

アンコール衣装が2パターンあるっていう、新たな試みにも驚きましたが、「Hey! Unfair Baby」はこれまたいかにもつんく♂さんらしいなぁという曲。

こっちの方ががっつり耳に残る感じがしました。

 

ここまでコンサートのざっくりした流れと、その感想を少しずつ書いてきましたが…

やっぱりコンサートの終盤のラストスパートってすごく大事で、できれば定番でもいいからこっちも盛り上がれる曲を重ねて重ねて、出し尽くして終わるのが理想だと思うんですが…

今回に関しては終盤の曲がやや物足りないというか…盛り上がり曲のミルフィーユみたいな仕上がりにならずに、盛り上がり曲で挟んだサンドイッチみたいになって、少し余裕残しで終わるのが残念だなぁって思っちゃいました。

(多分、自分にとってのライブの原点が℃-uteであり、今こぶしファクトリーにハマっているからというのも少なからずあるとは思いますが…)

雑感

正直、MCで何喋ってたかとか…そういうのは全然覚えてないんですが、昼公演はステージから割と近かった事もあり、近くのメンバーをガン見してました(笑)

まーちゃんからのレスも頂けた気がするし、なんといっても終盤の黒い衣装…あれがナチュラルにずれておへそが見れるとか見れないとか…あれだけでもエロシーの破壊力が格段に違うんで、それはもう本当に眼福というか…ね。

 

 

おへそトークはこれぐらいにして…

今回のコンサートで感じたのは13期・14期の成長というか…厚み。

よこやんについては少し触れましたが、加賀楓さんや森戸知沙希さんもすごく成長していて、3人で歌う曲がとにかくカッコいい!!

モーニング娘。の完成形云々もここの層が分厚くなったから…というのが大きくて、ここがしっかりしているからこそ9期~11期は自由にやれるし、ここが頑張るからこそ12期も負けじと頑張る…みたいな。

そして、そんな13期メンバーが15期メンバーの教育係になってるのもすごく面白く、きっといいイズムを叩き込んでくれるんだろうなって期待してしまいます。

今はまだゲストって書いてしまいましたが、15期もゆくゆくはしっかりと成長するだろうし、そうやって新しい形へとリビルドされていくんだと思います。

 

なんか途中セトリについてとか色々書いちゃいましたが、「今のモーニング娘。」を見られるのは本当に「今」しかないので、きっとここから始まっていくんだと思います。

ひょっとしたらコンサートのタイトル「KOKORO&KARADA」っていうのも、「心」と「体」ではなく「ここから」っていうメッセージなのかも…そんな事を思ったコンサートでした。