2019年12月31日に中野サンプラザで行われた「Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2019 ~ GOOD BYE & HELLO ! ~」の第1部だけですが、ライブビューイングに行った感想です。
2020年からハロプロのコンサートにおいては一切ジャンプ禁止となる為、今回の公演が実質オタクの「跳び納め」。
そして、カントリー・ガールズが活動休止した事により、1グループ少ない状態で迎えるハロプロ全体公演となります。
さらにBEYOOOOONDSが「第61回 輝く!日本レコード大賞 最優秀新人賞」受賞後、最初のステージという事もあり、嬉しい報告の場となりました。
というわけで、各グループ毎に感想を書いていきたいと思います。
- オープニングアクト
- ハロプロ研修生
- BEYOOOOONDS
- つばきファクトリー
- こぶしファクトリー
- 道重さゆみ
- Juice=Juice
- アンジュルム
- モーニング娘。’19
- 感想
- Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2019 ~ GOOD BYE & HELLO ! ~【第1部】セットリスト
オープニングアクト
開演前のオープニングアクトでは、上々軍団とLovelysが1曲ずつ曲を披露してくれました。
上々軍団はセカンドシングル「悪友」を歌ったわけですが、前作の「仲間」に続いてひと昔前の青春ソングって感じのちょっと泥臭い印象はあるけど…なにげにいい曲歌ってるんですよね。
Lovelysに関しては…新曲と記憶していますが、あんまりよくわからなかったです。
ゴメンナサイ。。
ハロプロ研修生
MC後の最初のパフォーマンスはハロプロ研修生。
個々の印象は薄いんですが、松原ユリヤさんのソロパートが2か所ぐらいあったなぁ…ぐらい。
ソロパートのないコもいたんじゃないかなって考えると、追い風きてんのかな?って思いました。
BEYOOOOONDS
ハロプロで最も勢いのあるグループBEYOOOOONDSの登場…だったんですが、いかんせんアルバムをチェックしていない私にとってはお初の曲が結構あったんで、周りに合わせてなんとなくノッてる感じになっちゃいました。
ただ、元々「眼鏡の男の子」のドラマを広げた「文化祭実行委員長の恋」があって、さらにそこに登場人物の背景を歌った曲まで登場する始末。
正直「どこまでサイドストーリーを広げんねん」って感じ…
(ま、「眼鏡の男の子」がそこまで刺さってなかったからこそ、そんな風に思ってしまうのかもしれませんが…)
そんな中、「元年バンジージャンプ」(だと思う)はいいなって思いました。
なんかいかにもシングル曲っぽいノリの良さがあって、また聴きたいなって思っちゃいました。
そして、BEYOOOOONDSから嬉しいお知らせという事で、単独でのファーストライブツアーが決まりました!!
タイトルが「BEYOOOOONDS 1st LIVE TOUR 2020〜ポップ!ステップ!全音符!!〜」という事で、こちらも非常に楽しみです。
つばきファクトリー
つばきファクトリーは「初恋サンライズ」こそなかったものの、盛り上がり曲を中心とした構成。尻上がりに上がっていった印象でした。
(BEYOOOOONDSがこれから2年目のジンクスに陥るかどうかはわかりませんが)少なくともつばきファクトリーに関しては、同じ最優秀新人賞を獲得した頃の勢い…みたいなのがあまり感じられないので、2020年こそフルメンバーでの巻き返しを期待したいものです。
こぶしファクトリー
いきなり「LOVEマシーン」のアカペラバージョンをぶつけてきたこぶしファクトリー。
すごいんだけどなぁ…
でも、なんかわかんなけどハロプロの中だとアウェイみたいな感じがするんだよなぁ…
というのも、つばきの最後のMCあたりからトイレに立つ人がぽつぽついて…そりゃ時間帯的にもよおしてくるのかもしれませんが、なんか「ここなら…」みたいな感じがして嫌だなぁって思ってしまいました。
今年リリースしたシングル曲もアルバム曲もめちゃくちゃいい曲なんだけど…
まあBEYOOOOONDSのところで自分で書いたのと同じ現象が起きていて、結局、聴いてない人にとっては知らない曲なわけで…
ハロプロ内ですらまだまだ届いていないのが本当に残念だし、もっともっとこの良さを伝えていかなきゃいけないんだなぁと改めて感じました。
個人的には野村みな美さんメインの「開き直っちゃえ!」も聴けたし、ワキワキダンスも踊れたから楽しかったんだけど…
隣にこぶしを全く知らない人が陣取ってると完全に浮いちゃうんだよなぁ…
ま、そういうのを気にせず「開き直っちゃえ!」の境地で楽しんだんで別にいいですけど(笑)
そこから「亀になれ!」に繋げて盛り上がった状態で次にバトンを渡せた…のは良かったんですが、他のグループと比べると「明日テンキになあれ」級のグループを代表する盛り上がり曲がなかったんで、なんかこぶしファクトリーにしては少し大人しいセットリストだったなぁって気もしました。
そして、残念な事に今年はサプライズなし…
何故かこぶしファクトリーだけ春ツアーの日程が出なかったので、ひょっとしたら初のホールコンサート開催決定…的なお知らせがあるのでは?と期待していたんですが…そういったお知らせは一切なく、ただただ待たされてるだけという現実を突きつけられた瞬間でもありました。
ここからは余談ですが、みなみなが髪をバッサリ切ってボブになっていたのと、はまちゃんがゾクッとするようなきれいさを醸し出していたのに驚きました!!
道重さゆみ
ここでサプライズゲスト登場という事で、登場したのはなんと道重さゆみさん!!!!
さゆみんとわかった瞬間の隣のボルテージの急上昇っぷりが面白く、やっぱそれだけの人なんだなぁと再認識させられました。
あっという間にペンライトはピンク一色!!
なんかもう第1部前半戦…というか、それこそ第1部のハイライトを全部持って行ったんじゃないかってぐらいのインパクト。
アンタッチャブルの10年ぶりの漫才ではないですが、一度はモーニング娘。を卒業して表舞台から姿を消し…そして帰ってきたレジェンド オブ レジェンド。
2019年の最後にすごいものを見てしまった…
そんな感じです。
Juice=Juice
宮本佳林さんがインフルエンザ発症により休演となってJuice=Juiceでしたが、盛り上げり曲を散りばめた攻めのセットリストで会場は大盛り上がり!!
かりんちゃんのあの声が聴けない寂しさはあるものの、それを全く感じさせないパフォーマンスでまさに盤石といった感じでした。
今年入ったはずの工藤由愛さんと松永里愛さんも、なんか昔っからいるメンバーなんじゃないかってぐらい馴染んでいた気がします。
そして、MCでは同グループを今年卒業した初代リーダーの宮崎由加さんがインタビューするという光景が繰り広げられたのもなんか面白かったです。
アンジュルム
こちらもリーダーが変わって第二章に突入したアンジュルム。
ラストの「大器晩成」まで一気に駆け抜けた感じでした。
アンジュルムに関しては、とにかくメンバーの入れ替わりが激しかった1年でしたが、その中で今年加入した新メンバーの太田遥香さん、伊勢鈴蘭さん、そして橋迫鈴さんが順調に成長しているのとあわせて、新しい楽曲もコンサートの要として着実に根付いている印象があります。
中でもアルバム曲の「赤いイヤホン」や「人生、すなわちパンタ・レイ」なんかはコンサートの定番曲になってきているし、比較的新しいはずの「46億年LOVE」なんかもアンジュルムのフィナーレを飾る曲として、「大器晩成」に続く看板曲になっていて、人も曲もいい感じでアップデートされているなぁと思うんです。
この「人」と「楽曲」の好循環こそが今のアンジュルムの好調さの原動力なのかなぁと感じました。
モーニング娘。’19
トリを飾るのはもちろんモーニング娘。’19。
ただ個人的には「LOVEペディア」と「人間関係No Way Way」の連チャンはしんどいというか…確かに歌詞も歌割りもダンスも違うから全く違う曲にはなってるんだけど、曲自体は全く一緒なわけだから…ある意味デジャヴというか、BiSHが某ライブで同じ曲を13回やったのと似てるなぁっていう感じも。
(そういう意味では「写真撮影OK」も他所の真似って感じがしないでもなくて、もっと独自の成長路線を模索できないのかなぁって思わなくもないんですが…)
で、この後のセットリストは’15以降の比較的新しい曲が並んだ印象。
「こうきたか」っていう面白さはあったけど、モーニング娘。の定番曲ってなんとなく’14ぐらいまでのシングル曲と、それ以降だとアルバム曲に偏った感じで、アンジュルムをはじめ他のグループと比べても、最近(特に’15以降)のシングル曲で定番曲として深々とぶっ刺さった曲がないなぁという気もするんですよね。
だから、今回はあえて定番曲を外した意欲的なセットリストだって言えなくもないけど、定番曲のない物足りなさ…みたいなものも同時に感じてしまいました。
あとは…やっぱりMCの工藤遥さんかな。
卒業コンサート以来という事で、当時と同じぐらい髪をバッサリ切って登場っていうのもエモいし、まーどぅーの絡みもエモいし…
丁度、仕事の切れ間みたいな時期に暇だったからって事で、自身の卒業後にリリースされた「Are you Happy?」をマスターしてたり…と見どころ満載でした!!
(しかも一緒に踊っていたちぃちゃんがマイクをふっとばすミスまで!!)
感想
令和初の年末という事で、楽しいカウントライブではありましたが…
ライブビューイングならではの窮屈さというか、ただ座って黙々とペンライトを振るだけというノリの悪さと、微妙に音ズレしてんじゃないかって感じがして、現場の楽しさと比べたら半減以下だなぁと…正直感じてしまいました。
音の迫力からいっても現場で体感する音の厚みが、映画館では全然足りていなくて、そもそも音量が小っちゃいんじゃないの?って感じも。
もちろんライブビューイング会場によっても客層が違うだろうから一概には言えないけれど、中にはお通夜みたいに静かに鑑賞している会場もあるので、どうせだったらコンサート中の煽りでライブビューイング会場の人も立たせるとか、声を出させるとか、そのぐらいしないと、せっかくのライブビューイングが「ただ観るだけ」になってしまうので、すごくもったいないなぁって思ってしまいました。
(コンサート会場に順じた環境にならないのであれば、家でスカパーなどの放送を見るのと同じになっちゃうので。)
Hello! Project COUNTDOWN PARTY 2019 ~ GOOD BYE & HELLO ! ~【第1部】セットリスト
MC 上々軍団・工藤・宮崎
01.絶対アイドル宣言/ハロプロ研修生
02.情熱スパークル/ハロプロ研修生
03.眼鏡の男の子/BEYOOOOONDS
04.恋のおスウィング/BEYOOOOONDS
05.文化祭実行委員長の恋/BEYOOOOONDS
06.元年バンジージャンプ/BEYOOOOONDS
MC BEYOOOOONDS
07.ニッポンノD・N・A!/BEYOOOOONDS
MC 上々軍団・工藤・宮崎・BEYOOOOONDS
08.ふわり、恋時計の歌詞/つばきファクトリー
09.I Need You ~夜空の観覧車~/つばきファクトリー
MC つばきファクトリー
10.抱きしめられてみたい/つばきファクトリー
11.三回目のデート神話/つばきファクトリー
12.今夜だけ浮かれたかった/つばきファクトリー
MC 上々軍団・工藤・宮崎・つばきファクトリー
13.LOVEマシーン(アカペラver.)/こぶしファクトリー
MC こぶしファクトリー
14.ハルウララ/こぶしファクトリー
15.Oh No 懊悩/こぶしファクトリー
16.開き直っちゃえ!/こぶしファクトリー
17.亀になれ!/こぶしファクトリー
MC 上々軍団・工藤・宮崎・こぶしファクトリー
18.Fantasyが始まる/道重さゆみ
MC 道重さゆみ
19.瞬間Watcher/道重さゆみ
20.OK!生きまくっちゃえ/道重さゆみ
MC 上々軍団・工藤・宮崎・道重
休憩
MC 上々軍団・工藤・宮崎
21.「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?/Juice=Juice
22.ポツリと/Juice=Juice
MC Juice=Juice
23.VA-VA-Voom/Juice=Juice
24.微炭酸/Juice=Juice
25.Borderline/Juice=Juice
26.Fiesta! Fiesta!/Juice=Juice
27.GIRLS BE AMBITIOUS/Juice=Juice
28.Magic of Love (J=J 2015Ver.)/Juice=Juice
MC 上々軍団・工藤・宮崎・Juice=Juice
29.赤いイヤホン/アンジュルム
30.私を創るのは私/アンジュルム
31.恋はアッチャアッチャ/アンジュルム
MC アンジュルム
32.全然起き上がれないSUNDAY/アンジュルム
33.マナーモード/アンジュルム
34.人生、すなわちパンタ・レイ/アンジュルム
35.46億年LOVE/アンジュルム
36.大器晩成/アンジュルム
MC 上々軍団・工藤・宮崎・アンジュルム
37.LOVEペディア/モーニング娘。’19
38.人間関係No Way Way/モーニング娘。’19
MC モーニング娘。’19
39.KOKORO&KARADA/モーニング娘。’19
40.青春Night/モーニング娘。’19
41.恋してみたくて/モーニング娘。’19
42.人生Blues/モーニング娘。’19
43.Hey! Unfair Baby/モーニング娘。’19
44.I surrender 愛されど愛/モーニング娘。’19
MC モーニング娘。’19
45.ENDLESS SKY/モーニング娘。’19
MC 上々軍団・工藤・宮崎・モーニング娘。’19
46.みかん/ALL
MC ALL
47.お正月/ALL