2020年2月10日。
こぶしファクトリー野村みな美さんが20歳の誕生日を迎えるその日に、マイナビBLITZ赤坂で行われた「こぶしファクトリー 野村みな美バースデーイベント2020」に行ってきました!!
オープニングアクトで上々軍団さんが「仲間」を歌い、開演とともに呼び込まれたみなみなの出で立ちは…なんとごりごりのセーラー服!!
確かにグッズの衣装も淡いピンクの制服でしたが、それとはまた違うデザインの制服姿にビックリ。
てか、何故制服???
思えば、仕掛けはそこから始まっていました。
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制服の理由
ハロプロメンバーとして行うバースデーイベントは恐らく今回が最後…
このタイミングでみなみなが衣装に制服を選んだのは、今までハロープロジェクトに青春を注いできたから。
逆に高校卒業のタイミングでは、「みんなやってるし誰がやってやるもんか」って思っていたそうですが、3月30日にはこぶしファクトリーが解散し、みなみな自身もハロプロを卒業する…そんなタイミングだったからこそ、あえて制服を選んだと。
「野村みな美20歳の誕生日」というのは、単に成人するというだけでなく、今まで在籍していたハロプロを卒業して新たな一歩を踏み出す…
まさに人生の岐路であり、その象徴が”制服”だったんでしょう。
0番から見た景色
続いて、トークコーナーは毎年恒例の「以心伝心どっちのみなみな」。
このコーナーは野村みな美に関する2択問題で正解した人のみが勝ち残れるサバイバルバトル。最後の5名に残った方には、みなみなが準備したブレスレットがもらえるというスペシャル企画!!
その中の問題で、「みなみなが目標にしていた事」として「センターを目指す」と「歌割りを増やす」という2択があったんですが…
その中ですごくあっさりと語られたセンターを目指した理由。
それは、研修生時代に落ちこぼれだった自分でも、頑張れば端っこからでも0番に行けるんだっていう自負からきたものでした。
みなみなBDでめちゃくちゃサラっと話に出てきた「研修生の頃はセンターに立つことを目指していた」っていう話はこれが出典だと思います凄く素敵な話 #野村みな美 pic.twitter.com/I2zRmSySaS
— かつみ (@SUKICH4N) 2020年2月10日
ちなみに、こぶしファクトリーの中でみなみなを推そうって決めた理由のひとつは卓越したパフォーマンス。
ビブラートをきかせた歌声と、小さな体をめいっぱい動かしたダイナミックなダンスと躍動する髪の毛なんですが…それって天性のものでもなんでもなく、むしろ落ちこぼれだったコが努力に努力を重ねて到達したもの。
努力に裏打ちされたパフォーマンスだからこそ安心して見ていられるんですね。
本当に何気ない会話でしたが、その中でみなみなのパフォーマンスの原点を見たような…そんな感じがしました。
なお、どっちのみなみなの詳細は鈴木啓太さんのブログに詳しく書いてありましたので、参考にされてください。
歌に込められた想い
今回のバースデーイベントはなるべく多く曲を歌いたいという事で、途中でMCを交えながら全8曲披露してくれました。
中でも「My Days for You」はみなみなが尊敬する真野恵里菜さんの曲でもあり、研修生時代にこの曲に挑戦した事から色々な事に繋がっていった思い入れの深い曲。
(過去のバースデーイベントの中でも最多登場なんだとか…)
さらに高橋愛さんが卒業の時に披露した「自信持って 夢を持って 飛び立つから」は前々からやってみたかったけど、そう簡単にできる曲でもなく…自身ももうすぐ卒業する今のこのタイミングだからこそ出来た曲。
そして真野恵里菜さんの「みんな、ありがとう。」は、今回のイベントの曲の中で一番時間をかけて練習した曲。すごく丁寧に音を紡ぎ出す感じで、一番聞き応えがありました。
リクエスト曲、歌いたい曲、色々織り交ぜられたセットリストでしたが、全体的に卒業を意識したセレクトになっていて、歌の上手さに聞き惚れつつ…そして寂しさも感じつつ…といった感じでした。
そんな中、第2部で「大きい瞳」を披露した後のMCで、この曲の振り付けを覚えなかったと豪語する場面も!!
というのも、「昔は振りを完璧に覚えて完璧に歌わなきゃ」っていう意識でやっていたのが、こぶしファクトリーのライブを通して心を通わせる事が出来た事で、そこに固執せず緩い感じで出来るようになったからとの事。
恐らくこぶしファクトリーが5人になって、歌を届けるというコンセプトでやった「SHINE!こぶし魂!」…あの頃の経験がみなみなにとってもパフォーマンスの転機になったんでしょうね。
なるほど…
みなみなのパフォーマンスに惚れたのは、パフォーマンスを通して心を動かされたからなんだって考えたら、ものすごく納得出来ました。
母からの手紙
第1部は譜久村聖さんがスクリーンに登場しましたが、第2部では野村みな美さんのお母さんからの手紙を代読する一幕が…
みなみなが誕生した事で、自分自身も母親になる事が出来たので、みなみなの誕生日はお母さんにとっても誕生日。
全くやる気のなかった研修生時代初期。
そこから段々と変わっていって、いつしかダンスや歌の練習を家でもやるようになり…こぶしファクトリーとしてデビューする事には安心して見ていられるようになったと。
最初は数えるぐらいしかファンがいなかったのに、今回のように大きな会場でたくさんのファンにお祝いしてもらえる事への驚きと感謝の気持ち。
そして、最後に「お誕生日おめでとう。お誕生日ありがとう。」
そんな愛情たっぷりのお手紙だったんですが…
スタッフさんが代読した事で母親とのギャップがあって、みなみな的にはあまり入ってこなかった模様。
これには全員「そこかよ!」って思った事でしょう。
すごく素敵なお手紙だったのに…とんでもないオチをつけてしまうみなみな。
このカオスな感じがみなみなの真骨頂というか、唯一無二の存在である理由なんでしょうね(笑)
お見送りは…
昨今のコロナウイルスの影響もあり、お見送り会はマスク着用で…
という事でしたが、その時のみなみなの衣装がコチラ!!
第1部では自らがバースデーケーキとなり…
第2部で満を持してグッズの制服姿でした!!
最後まで楽しませてくれてありがとう!!かわいかった!!
そんな感じです。
みなみな推しで良かった!
初めてのバースデーイベントでしたが、野村みな美さんの8年間の集大成とも言うべき内容でもあり、自分が何故野村みな美推しなのか…そういった事も改めて実感できた空間でもありました。
歌もダンスも上手くない。
やる気もない。
そんなところからスタートした野村みな美さんが、努力する事を覚え、磨き上げたスキル。そして、こぶしファクトリーの活動を通して学んだ心を通わせる事。
まさに心技一体となったパフォーマンスが野村みな美さんの今のパフォーマンスであり、一朝一夕に出来たものではなく8年かけてこつこつと磨い上げてきたものなのだと…
そんなパフォーマンスの凄味に対して…MCではとことんボケボケしてる。
このギャップの面白さこそが、野村みな美の魅力なんだと改めて実感する事が出来ましたし、その原点を知る事が出来た事によって、より層が厚くなったような…そんな感じさえします。
そんな魅力的な推し、野村みな美さんの記念すべき20歳の誕生日を、当日にお祝いする事が出来て、しかも本人に直接「おめでとう」って言えた。
もうそれで十分満足です。
みなみな、Happy Birthday!!