2020年10月10日にオリックス劇場で行われた「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」の夜公演に行ってきました!!
秋バージョンの本公演に参戦するのは熊本に続いて今回が2回目。
北川莉央さんと岡村ほまれさん以外が今回初だし、なんといっても卒業を控えた船木結さんの歌を聴けるチャンスもそんなにないだろうから、自分にとっても貴重な1公演となりました。
(残念ながら階数が上だったのでずっと双眼鏡越しに見てましたが…)
コンサートの概要
前回の熊本が4人だったのに対して、今回登場したのはこちらの8人のメンバー。
小田さくら(モーニング娘。’20)
牧野真莉愛(モーニング娘。’20)
北川莉央(モーニング娘。’20)
岡村ほまれ(モーニング娘。’20)
船木結(アンジュルム)
川村文乃(アンジュルム)
新沼希空(つばきファクトリー)
秋山眞緒(つばきファクトリー)
8人公演の場合は全員曲、MCを挟んで1ブロック4人ずつ歌唱。前後半でMC交代してもう一巡。そして最後に全員曲。
ということで、1人2曲ずつの計18曲という構成でした。
前回の熊本の時が1人4曲だったので、1人を「濃く」楽しむには4人公演。
広く浅く楽しむなら8人公演って感じかなぁと思いました。
【関連記事】今日のMVPは…「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜@熊本昼」の感想
感想
圧巻だったのは小田さくらさんと船木結さん。
特に小田さくらさんの2曲目は本当にすごかった…
元々持っている声と、テクニックも効かせつつ、そこに感情もしっかりと乗せていて、歌がこんなにも刺さるのかと…
若干動きすぎかなぁとも思ったけど、ひょっとしたらそれが小田ちゃんの年代の恋心の表現かもしれないので、何が正解とかいうつもりはありません。
でも、もしこのパターンの公演を何年かおきにでもやってくれたら…
きっと小田さくらさんの歌手としてのスキルも、そして年を重ねる事による熟成も進むでしょうから、きっとまた違う曲の表情を見せてくれるんじゃないかと思います。
もうないとは思いますが、数年後にもう一度小田さくらさんに歌ってほしいなって思うぐらい素晴らしかったです。
船木結さんは…なんかどっちも憑依する感じではありましたが、とにかく歌に迫力がありました。
大阪だからかどうかはわかりませんが…特にやしきたかじんさんの曲とか、たかじんさんの色が濃すぎるところを、ちゃんと「船木結の歌」として落とし込んでたのがすごいなぁと思います。
ふなっきの歌い方が本来の楽譜通りなのかもしれませんが、たかじんさんが歌ってるのはああではなかったから…その辺でオリジナルとの違いが明確になったのかもしれないですけどね。
(衣装がなんかどてらかちゃんちゃんこに見えちゃって、座敷わらし?って思っちゃったのはナイショ。)
北川莉央さんはやっぱり上手かったです。
まだまだ先の話だと思うけど、おんちゃんが歌っている姿を見て、小田さくらさんが卒業した後の歌割りを歌っている姿がぼんやり目に浮かぶようでした。
意外だったなと見直したのは川村文乃さんと新沼希空さん。
かわむーは元々持ってるかわいらしい感じの歌い方と、また違う表情を見せてきたなぁという感じ。あ、でも2曲目に関してはロングトーンにしない方がいいんじゃないかなとも思いました。
希空は思っていた以上にきっちり世界観を作りだしてるなぁという印象。その世界がもっと大きくなるといいんだろうなぁって思いました。
牧野真莉愛さんは…頑張ってるなぁとは思いますが、なんせ挑戦している曲が松田聖子さんだから…あの人のスケール感に追いつけてないような。
難しい顔をして歌うよりも、もっと思い切ってやった方がいいんじゃないかなぁと思ってみたり…
秋山眞緒さんは卒なく上手かったなぁという感じ。
岡村ほまれさんは、近くで小田さくらさんが見守っているから…という事もあって、熊本の時よりは落ち着いて歌えてたんじゃないかと。
でも、すごく渋い顔して歌ってる気がしたので、あれはもうちょっとどうにかなんないなぁとも思いました。
MCに関しては、船木結さんがとにかく上手かった!!
北川莉央さんが「歌う時に色んな人の顔を思い浮かべると歌いやすい」と言えばふなっきが「そこに私の顔は?」と聞いて「浮かんできませんでした」と落とす。
岡村ほまれさんが「先輩がいるから心強い。今日は背後に小田さくらさんがいました」と言えば、「私は?」と絡んで「いませんでした」と落とす。
この辺のセンスがさすがなんだよなぁ…
かと思えば褒められ慣れてなくてドキマギしたりとか。
今日もいい歌が聴けたと大満足の公演となりました。