2020年10月31日に福岡サンパレス ホテル&ホールで行われた「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」福岡昼公演の感想です。
秋のバラッドに参戦するのは熊本1、大阪2、愛知3と続いて7公演目。
福岡は生田衣梨奈さんの地元だし、推し…とまではいかなくても好きなメンバーも出演しているので、とりあえず昼だけ…って事で参戦してきました。
まだ愛知の感想を書いていないからってのもあるけど、秋ツアーも微妙にマイナーチェンジされていて、まずメンバーの持ち歌が最低でも4曲ずつになった事を受けて、8人体制の公演では昼公演と夜公演で違う曲を歌うようになりました。
そして、1巡目と2巡目の間に衣装替えが行われるようになり、同じ公演でツーポーズ楽しめるようになったというのも新たなみどころです!!
コンサートの概要
今回の出演メンバーは地元の生田衣梨奈さんを筆頭にこちらの8人。
生田衣梨奈(モーニング娘。’20)
牧野真莉愛(モーニング娘。’20)
笠原桃菜(アンジュルム)
川村文乃(アンジュルム)
稲場愛香(Juice=Juice)
岸本ゆめの(つばきファクトリー)
島倉りか(BEYOOOOONDS)
平井美葉(BEYOOOOONDS)
MCは前半が島倉りかさん、後半が生田衣梨奈さんでした。
りか様は少し緊張気味で、影アナの時からカミカミでしたが、えりぽんはさすがというか…褒められると「出来た後輩でございます。」と謙遜したり、きしもんをパスして話を進めようとして「話を聞いてくださいよ~」とツッコませたり、その辺はさすがベテランの技だなって感じ。
しかも、なにげにえりぽんと仲がいいメンバーが多いなっていう印象で、MCの時にも「ばっちょ」呼びしていた稲場愛香さんに、自身を「生田会」のメンバーだと公言する牧野真莉愛さんがいて、えりぽんにとっては地元+仲のいいメンバーって事でホーム中のホームって感じの公演になりました。
えりぽんは~???(笑)
感想
個人的にすごいというか、「The Ballad」を通して歌唱面での評価を大きく上げたのが平井美葉さん。
MCの時に「舞台を挟んで1か月ぶりだから緊張しました」と話してましたが、1曲目「海の声」もちゃんと歌えていたし、その後の2曲目が特に良かった…
中島美嘉さんの名曲ですが、裏声の切り替えがすごくきれいで、あの曲ならではの良さみたいなのもちゃんと表現されていたし、自分の中で曲の構成がきっちり出来ていて、曲のピークにしっかりとピークを持ってくるから聴いててすごく気持ちがいい…
MCでも「今日は調子が悪いなってわかるようになった」って言ってたけど、漠然と調子悪いとかではなく「あばらの2本目が…」とか、具体的に掴んでいるところが凄い!!
元々は「ダンスが得意」で入ってきたメンバーで、最初は声を前に出す事が苦手だった印象しかないから…それを考えると脅威的な成長を遂げているのでは?!って気がするし、それこそ歌唱メンとしてポジションも期待できそう!!
今後がますます楽しみになりました!!
笠原桃菜さんは…1曲目の迫力がえげつなくて、世界観や表現力もすごく、着実に力をつけてるなぁって思ったんですが…いかんせん私がこの曲を知らない(笑)
いや、有名な曲なんでしょうけど…
もっと違う曲が聴きたかったなぁ…みたいな。
島倉りかさんはYouTubeにもアップされている「スローモーション」はじめ、曲の世界観をしっかりと紡ぎ上げるところはさすがだなぁって感じ。
岸本ゆめのさんも情感たっぷりに表現してるなぁって感じ。
ふたりともすごく上手いんだけど…あえて言うなら刺さるところまではなかったのかなぁって感じですかね。
地元の生田衣梨奈さんは地味に上手くなってた!!
変な言い方だけど、残念な箇所が少なくなってきたって感じ。
稲場愛香さんは声がかわいくて好きなんですが、ビブラート?声のふるえ?が影響して、ところどころ音程が安定していない印象でした。
ただ、客席へのアイコンタクトが相変わらずすごいので、油断していると簡単に釣られちゃいます(笑)
牧野真莉愛さんは途中で間違っちゃったからなぁ…
あと、16ビート歌唱の癖なのかわからないけど、「わ」が「ふぁ」とかになりがち。
川村文乃さんは…無難に上手いんだけど、心に残るポイントは少なかったかな。
というわけで、私が参加できる「The Ballad」も残り僅かとなりましたが、ここへきてようやく楽しみ方がわかってきたというか、自分なりの楽しみ方がみつかった感じ。
ペンライトも曲のリズムに合わせて好きに振って「好きな曲を好きなように楽しむのが正解」だなって思うようになりました。
そして、推しとか関係なく曲を楽しませてくれたメンバーに対しては、おのずと拍手の量も増える…
だから、これからもそのスタンスで楽しんでいこうと思います!!