本日、最終回を迎えた魔進戦隊キラメイジャーで、敵方ヨドン軍の幹部ヨドンナ様を好演した桃月なしこさんの写真集「未完」を紹介します。
本作は2020年11月11日に発売されたんですが、感想を書くタイミングがないまま今になってしまったんで…逆に言うと出すなら今日しかないと思って、遅まきながら感想を書いてみる事にしました。
(こちらもハロプロとは全く関係ない記事となります。ご容赦ください。)
先に、ヨドンナ様について少し触れておきますが…
スーパー戦隊シリーズにおいて、女性幹部が顔出しで登場するのはなんと8年ぶり!!
桃月なしこさんが久々のダークヒロイン ヨドンナ様として君臨する事となったわけですが、初登場からインパクト抜群。効果音とともに舌をぺろりと出す感じはメタルな要素も。どちらかというとコミカルな感じのヨドン軍にあって、作戦を一気に凶暴で悪辣なものに変え、キラメイジャーにとってはかなり厄介な存在に。
ヨドン皇帝の懐刀として暗躍していたはずが…実はヨドン皇帝の「弱さ」の象徴として生み出された分身のようなものであり、忌むべきものとして切り捨てられる…そんな哀しい最期を迎えてしまったわけですが…
そんなヨドンナ様の登場により、魔進戦隊キラメイジャーが終幕に向けて走り出した感もあるし、物語にがっつり爪痕を遺したので…ここはハロヲタらしく「ヨドンナ様が居て楽しかった」という賛辞とともに締めたいと思います。
そろそろ本題に入りますが…
桃月なしこさんは、元々現役ナースがグラビア挑戦…みたいなところから入って、グラビアアイドル、コスプレイヤー、モデルと活動を重ね、今回女優としてヨドンナ役に抜擢されたわけですが、こちらも「スーパー戦隊シリーズ現役ダークヒロイン」の肩書を背負った記念すべき初写真集となります!!
というわけで、早速感想に移りたいと思います。
「桃月なしこ1st写真集『未完』」の感想
本作の発売元は講談社で、ヤングマガジンのスペシャルエディションという立ち位置。
しかも撮影がTakeo Dec.氏という事で、ヤンマガのグラビア的なアプローチで構成された写真集となっています。
表紙からしてピーカンな空模様に、青空、白い砂浜と、いかにもグラビアって感じのシチュエーションが揃っている上、上半身だけなら裸エプロンチックな衣装で、表紙からして「ヨドンナ様しか勝たん」と言ってるようなもの!!
帯には「濡れて張りついたシャツ、零れ落ちるバスト、露わになった白い肌… ページをめくる度に、その美貌と色気があふれ出す!」と書いてあるんですが、この写真集の説明としてはそれ以上でもそれ以下でもないというか、まさにそんな感じで非常に満足度の高い写真集となっています。
桃月なしこさんの特徴といえば…やっぱりあの大きい瞳。
そして胸!!
そもそもヨドンナ様はビジュアルがおつよい…
だから、ひとつひとつのカットにインパクトがあるし、かわいいし、きれいだし、その上、ちょっと大胆なカットなんかもあるから、健康的だけどパンチ効いた写真が多く、かなりみごたえがあります。
割と写真集だからって事で、通常のグラビアから一歩踏み込んで下着姿とか、ブラを外して…みたいな事があり、凡庸な写真集であればその辺のパートが意外とつまんなかったりもするんですが…
桃月なしこさんの場合はその辺のパートもぬかりなく楽しめるので、全編、隙が無い一冊と言えます。
こちらも当然「買って良し」です!!
今でも十分完成されていると思うんですが、それでも「未完」としているところに意欲を感じるし、きっとさらに上の段階があるんだと思います。
(女優としては母音の無声化をマスターすれば、もっと台詞がきれいに聞こえるはず。)
桃月なしこさんの今後に期待しつつも、「ここが現在地」という記念碑的な感じでおさえておきたい一冊と言えます。