モーニング娘。'22の加賀楓さんが卒業を発表しました。
正直、Twitterで第一報を見たときは「噓でしょ」と思ったし、公式発表を何度見ても事実として受け止めることができず、ただ茫然自失した自分がいました。
第一報からずっと胸に去来する「喪失感」
この「喪失感」はアンジュルムの笠原桃奈さんが卒業発表した時に似た感覚で、「将来グループを背負って立つ人物」だと勝手に思い込んでいたからこそ、余計にショックが大きいと言いますか…
まあオタクの妄想を押し付けてはいけないんでしょうけど、そのグループのカラーを象徴するようメンバーって必ずいると思うんですよね。
かえでぃーだったら「泥臭さ」というか…やっぱりハロプロ研修生を長くやってきた苦労人でもあるし、そこから得意のダンスは勿論のこと、歌唱スキルもぐんぐんのばしてきて、気付けばグループの屋台骨を支えるメンバーのひとりにまで成長。
遅咲きのシンデレラ…という例えが相応しいかどうかはわからないけど、かえでぃーのまっすぐな生き様に共感している方はきっと多いと思います。
だからこそ…
かえでぃーが牽引するモーニング娘。っていうのを見てみたかった…という思いがものすごくあります。
事務所からの公式発表
いつもモーニング娘。'22 及びハロー!プロジェクトを応援していただきありがとうございます。
メンバーの加賀楓ですが、
今秋開催のコンサートツアー「Hello! Project 2022 Autumn CITY CIRCUIT
モーニング娘。'22 25th ANNIVERSARY CONCERT TOUR ~SINGIN' TO THE BEAT~」をもって
モーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業することになりました。加賀はハロー!プロジェクトおよびモーニング娘。で活動していく中でダンスについての興味が高まり、
もっと深く勉強していきたいという思いが強くなりました。本人から、自分自身の将来も見据えてダンスを本格的に1から学んでいくため、
モーニング娘。の活動を卒業し、新たな目標に向かって頑張りたいとの申し出があり、
その強い思いを応援すべく、今回の結論に至りました。
まず勉強のための時間を取って、その後ダンスをどう仕事に活かすかについては
話し合って決めていきます。
今後の活動及び卒業後については決まり次第お知らせ致します。引き続き加賀楓、そしてモーニング娘。'22 の応援を宜しくお願い申し上げます。
2022年9月3日
株式会社アップフロントプロモーション
代表取締役 西口猛
モーニング娘。'22 の加賀楓です。
いつも応援ありがとうございます。今秋開催予定のツアー最終公演をもって
モーニング娘。及びハロー!プロジェクトを卒業することをご報告させていただきます。モーニング娘。として、ハロー!プロジェクトのメンバーとして様々な活動をさせていただく中で、
多方面からダンスに関する知識を得ることが出来ました。
どれも自分にとってはとても興味深く、ダンスと向き合う事への思いが強くなる中、
自身の将来について考える大きなきっかけとなっていきました。
研修生期間を含めた約10年間の活動になりますが、自分に出来ることは全てやり尽くしたと思い、
新しく出来た次の目標に向けて進むため、卒業を決断しました。卒業後は、ダンスを1から勉強し、将来的には色んな方向からダンスに関われる
仕事をやっていきたいと考えています。ファンの皆様には、残りの時間で出来る限りの恩返しがしたいと思っております。
モーニング娘。に、私を応援してくださる全ての皆様に少しでも何か残せるように頑張りますので、
今後とも応援よろしくお願い致します。
2022年9月3日
加賀楓
13期が加入した日
モーニング娘。13期メンバーとして加賀楓さんと横山玲奈さんが加入したわけですが、それまでのモーニング娘。ってリーダーの道重さゆみさんの卒業と、12期メンバーの加入が重なり、不安定な状態で走り出した矢先にエースの鞘師里保さんの卒業と、色々な事が立て続けに起きており、今と比べたらかなり危険な状態でもありました。
そんな中で佐藤優樹さんが覚醒して急成長を遂げるわけですが…
そこへ即戦力として投入されたのが13期であり、その後に加入した森戸知沙希さん。
特に13期メンバーが加入して初めてのシングル曲「BRAND NEW MORNING」はまさに「新時代の幕開け」を予感させるものであり、ここから新たな風が吹いたと思っています。
だから、譜久村聖さんがリーダーを務める今の時代を「ふくむらみず期」と呼ぶ声もありますが、最初の2年間は生みの苦しみの時代でもあり、13期加入は間違いなくターニングポイントとりました。
だからこそ、その立役者とも言える佐藤優樹さん、森戸知沙希さん、そして加賀楓さんの卒業でまた風向きが変わるんじゃないか…そんな気さえしてしまいます。
正直、まだ気持ちの整理も出来ていないし、すぐに背中を押してあげたいっていう気持ちにはなれないかもしれませんが、ちゃんと気持ちに整理をつけて新たな道に進むと決めたかえでぃーをちゃんと送り出してあげたいなぁと思います。
最後に…
これは森戸知沙希さんの卒業の時から感じていた事ですが、下の期の卒業発表があった際にその憤懣やるかたない思いの矛先が上の期のメンバーに向けられる点。
見ていて決して気持ちのいいものではないし、それを言ったところで誰も幸せな気持ちにはなれません。
そんな事に使う労力があるのであれば、推しの応援に向けたらどうですか?と言いたいですね。